つむじはげの治し方!頭頂部薄毛の基準・見分け方と原因を紹介

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つむじはげの治し方!頭頂部薄毛の基準・見分け方と原因を紹介

つむじはげかもしれないと感じて、鏡を見るたびに不安になる方は多いでしょう。

頭頂部の薄毛は20代から始まっていることも多く、適切な治し方を知らずに進行させてしまうケースが少なくありません。

医学的に効果が認められたつむじはげの治し方として、フィナステリドやミノキシジルによる薬物療法があり、早期開始により6割以上の改善率を示しています。

食べ物やマッサージといった生活習慣の改善から専門クリニックでの治療まで選択肢は幅広くあります。

本記事では、つむじはげの治し方や頭頂部薄毛の基準、セルフチェック方法をまとめています。

頭のてっぺんが禿げている人のために薄毛の隠し方も解説していますので参考にしてください。

つむじはげの基準!頭頂部薄毛の特徴は?

つむじハゲの基準と頭頂部薄毛の特徴

つむじはげは男性型脱毛症(AGA)の典型的な症状の一つで、頭頂部から徐々に薄毛が進行する状態を指します。

日本皮膚科学会のガイドラインによると、男性型脱毛症は前頭部や頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象と定義されています。

正常なつむじは渦巻き状に髪が生えており地肌の露出は最小限ですが、つむじはげでは段階的に地肌の露出範囲が拡大していきます。

日本ではNorwoodの分類に高島分類の頭頂部が薄くなるII vertexを加えた分類が広く使用されており、この基準により進行度を客観的に評価できます。

早期発見と適切な対策により、進行を効果的に抑制することが可能です。

つむじはげ初期は髪が細くなりハリ・コシが低下する

つむじはげの初期段階では、頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、ハリやコシが失われていきます。

男性型脱毛症は前頭部や頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象であることが医学的に確認されています。

この段階では見た目の変化はわずかですが、髪を触った時の感触が以前と異なることに気づくでしょう。

抜け毛の本数が増え始め、特にシャンプー時に細く短い毛が目立つようになります。

早期発見により適切な対策を開始すれば、進行を遅らせることが可能です。

中期のつむじはげは頭皮が明確に見えNorwood分類で中等度の進行を示す

中期のつむじはげでは、頭頂部の地肌が明確に見えるようになり、Norwood分類において中等度の進行段階と判断されます。

髪の密度が著しく低下し、光の加減によっては頭皮の露出が目立ちやすくなるでしょう。

周囲の人からも薄毛を指摘される機会が増え、本人も鏡を見るたびに気になり始める時期です。

この段階では医療機関での治療を検討することが賢明といえます。

末期のつむじはげなら広範囲の脱毛で毛根が消失している

末期のつむじはげでは、頭頂部から前頭部にかけて広範囲に脱毛が進行し、多くの毛根が消失した状態になります。

この段階では毛包のミニチュア化が完了し、産毛すら生えない部分が拡大していきます。

側頭部と後頭部の髪は残存していますが、頭頂部は完全に地肌が露出した状態となるでしょう。

治療による改善は限定的となり、植毛やウィッグなどの選択肢を検討する必要があります。

早期の段階での対策がいかに重要かを示す状態といえます。

頭頂部薄毛のセルフチェック法!つむじはげか思い込みか見分けよう

頭頂部薄毛のセルフチェク方法

頭頂部の薄毛を正確に判断するには、客観的な観察と記録が重要です。

男性型脱毛症の診断は問診により家族歴、脱毛の経過などを聴き、視診により額の生え際が後退し前頭部と頭頂部の毛髪が細く短くなっていることを確認することが基本となります。

自分では見えにくい頭頂部だからこそ、写真撮影や鏡を使った定期的なチェックが欠かせません。

拡大鏡やダーモスコピーの使用も診断の手助けとなることが医学的に認められています。

正常な個人差による薄さと病的な薄毛を見分けることで、不要な心配を避けながら必要な対策を適切なタイミングで開始できるでしょう。

以下の5つの方法を組み合わせることで、より正確な判断が可能となります。

写真を定期的に撮影して経過を記録する

頭頂部薄毛の進行を客観的に判断するには、定期的な写真撮影による記録が最も効果的です。

毎月同じ場所、同じ照明条件、同じ角度から頭頂部を撮影することで、微細な変化も見逃さずに把握できます。

スマートフォンのカメラを使い、家族や友人に協力してもらうと撮影しやすいでしょう。

3〜6ヶ月分の写真を比較すれば、つむじはげの進行度合いが明確になります。

記録を続けることで治療効果の判定にも役立ちます。

頭頂部の髪の密度を鏡やスマホを使って確認する

合わせ鏡や三面鏡、スマートフォンの自撮り機能を活用して、頭頂部の髪の密度を定期的にチェックしましょう。

正常なつむじは渦巻き状に髪が生えており、地肌の露出は最小限です。

一方で薄毛が進行している場合は、つむじ周辺の髪の密度が低下し、地肌が透けて見える範囲が拡大します。

明るい場所での確認が重要で、蛍光灯の真下などで観察すると状態を正確に把握できます。

週1回程度の頻度でチェックを行い、変化に早期に気づけるようにしましょう。

頭頂部と側頭部の毛髪の太さを比較する

頭頂部の毛髪と側頭部の毛髪の太さを比較することで、AGAの進行を判断できます。

男性型脱毛症では、DHTの影響により前頭部や頭頂部の男性ホルモン感受性毛包において毛母細胞の増殖が抑制され、成長期が短縮することが報告されています。

側頭部の髪は影響を受けにくいため、両者を比較すると違いが明確になります。

頭頂部の髪が側頭部より明らかに細い場合は、AGAの可能性が高いでしょう。定期的な比較により進行度を把握することができます。

頭皮が透けて見えるかどうかをチェックする

頭頂部の頭皮が透けて見える程度は、つむじはげの重要な判断基準となります。

健康な頭皮では髪の密度が高く、通常の照明下では地肌はほとんど見えません。

薄毛が進行すると、特に強い光の下や濡れた状態で頭皮の露出が目立つようになるでしょう。

シャンプー後の濡れた髪の状態で確認すると、より正確な判断が可能です。

頭皮の透け具合が徐々に増している場合は、早めの対策を検討すべき時期といえます。

シャンプー時や枕の抜け毛の量を観察する

日々の抜け毛の量と質を観察することで、つむじはげの進行を早期に察知できます。

正常な抜け毛は1日50〜100本程度ですが、それを大幅に超える場合は注意が必要でしょう。

シャンプー時の排水溝に溜まる髪の量、起床時の枕に付着している髪の本数を記録します。

抜け毛の中に細く短い毛が多く含まれている場合は、毛周期の短縮を示唆しています。

継続的な観察により、治療の必要性を判断する材料となります。

つむじはげの原因!頭頂部薄毛が進行する理由は?

つむじはげの発症には複数の要因が複雑に関与しており、その中でも男性ホルモンと遺伝が主要な役割を果たしています。

男性型脱毛症の発症には遺伝と男性ホルモンが関与することが医学的に証明されており、これらの要因に加えて生活習慣や環境要因が薄毛の進行速度に影響を与えます。

テストステロンから変換されるDHTが毛包に作用することで、頭頂部の毛髪が徐々に細くなり最終的に脱落していきます。

遺伝的素因を持つ人でも、適切な対策により進行を遅らせることは可能です。

栄養状態、睡眠、ストレス、頭皮環境など、改善可能な要因に着目することで、総合的な薄毛対策を立てることができるでしょう。

男性ホルモン(DHT)の影響によるAGA(男性型脱毛症)

つむじはげの最も重要な原因は、男性ホルモンであるDHTによるAGAです。

テストステロンはII型5α-還元酵素の働きにより、活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合します。

DHTの結合した男性ホルモン受容体は、前頭部や頭頂部においてTGF-βやDKK1などを誘導し、毛母細胞の増殖が抑制され成長期が短縮されます。

この過程により毛髪は徐々に細くなり、最終的には産毛化して脱落していきます。AGAは進行性の疾患であるため、早期の医学的介入が推奨されています。

遺伝的な男性型脱毛症をDHTは誘発することから、この5α-還元酵素II型を阻害することにより、発毛効果をもたらすことが確認されています。

遺伝的要因により薄毛になりやすい体質が受け継がれる

つむじはげの発症には遺伝的要因が強く関与しています。

遺伝的背景としてはX染色体上に存在する男性ホルモンレセプター遺伝子の多型や、常染色体の17q21や20p11に疾患関連遺伝子の存在が知られています。

家族に薄毛の人がいる場合、その体質を受け継ぐ可能性が高くなります。

母方の祖父が薄毛の場合、特にリスクが高いとされています。

遺伝的素因があっても、適切な対策により進行を遅らせることは可能です。

睡眠不足が成長ホルモンの分泌を阻害する可能性がある

睡眠不足は成長ホルモンの分泌を阻害し、髪の成長に影響を与える可能性があります。

髪の成長は夜の睡眠中に分泌される成長ホルモンと関係があるとされており、質の良い睡眠をとることが健康な髪の維持に重要と考えられています。

慢性的な睡眠不足は毛母細胞の活動を低下させ、髪の成長サイクルを乱す可能性があるでしょう。

規則正しい睡眠習慣を確立することが、つむじはげの予防と改善に役立つと考えられます。

睡眠と頭頂部薄毛の直接的な因果関係については研究が続いており、今後さらなるエビデンスの蓄積が期待されています。

栄養バランスの偏りが髪の成長を妨げてつむじはげを進行させる

栄養不足は髪の成長を直接的に阻害し、つむじはげの進行を加速させます。

川崎医療福祉学会誌によるとタンパク質・エネルギー栄養失調症では、毛髪が細くなり脆弱化することが知られており、毛髪の変化は栄養状態を反映すると考えられています。

髪の主成分であるケラチンの合成にはタンパク質と亜鉛が欠かせません。

ビタミンやミネラルなどの微量栄養素は正常な毛包サイクルに重要な役割を果たし、その欠乏は脱毛症の発症、予防、治療に関連する修正可能なリスク要因となる可能性があります。

バランスの取れた食事を心がけることが、健康な髪を維持する基本となります。

慢性的なストレスがホルモンバランスを崩す可能性がある

慢性的なストレスは体内のホルモンバランスを乱し、間接的に薄毛の進行に影響を与える可能性があります。

慶應義塾大学病院によると、ストレスだけで脱毛になるという科学的な証拠は実は確立していないとされています。

しかし、ストレスのほか、ホルモンバランスの乱れによる頭皮環境の悪化などが薄毛の要因として挙げられる可能性があります。

過度のストレスは血管を収縮させ、頭皮への血流を低下させることも考えられます。

自律神経の乱れは睡眠の質を低下させ、成長ホルモンの分泌にも影響を与える可能性があるでしょう。

洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮環境を悪化させる可能性がある

洗浄力が強すぎるシャンプーの使用は、頭皮の必要な皮脂まで除去し、頭皮環境を悪化させる可能性があります。

頭皮の乾燥は皮脂の過剰分泌を招き、毛穴の詰まりや炎症の原因となることが考えられます。健康な頭皮環境は髪の成長に不可欠であり、適度な皮脂バランスを保つことが重要でしょう。

自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選択し、優しく洗髪することが推奨されます。

シャンプーと薄毛の直接的な関係については、さらなる研究が必要とされています。

つむじはげの治し方!頭頂部薄毛の隠し方・髪型も紹介

つむじはげの治療は、薬物治療が中心ですが、生活習慣の改善や見た目の工夫も組み合わせることが効果的です。

現在のところAGAへの有効性が科学的に認められている薬物治療として、フィナステリド内服薬とミノキシジル外用薬があり、これらは日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aとされています。

治療はDHTの生成を抑えるフィナステリドやデュタステリドの内服薬と、血流を改善し発毛を促すミノキシジル外用薬が中心となります。

薬物療法と併行して、栄養バランスのある食事、十分な睡眠、ストレス管理など生活習慣の見直しも有効です。

髪型の工夫やウィッグの利用などですぐに見た目を改善する方法もありますが、根気よく治療を継続することで、多くの症例で改善が期待できるでしょう。

つむじはげはAGA治療薬で改善できる

つむじはげの最も効果的な治療法は、AGA治療薬の使用です。

フィナステリド1mgを1日1回、48週間投与した結果、58%の症例で軽度改善以上の効果が確認され、進行抑制効果もほとんどの症例で認められました。

ミノキシジル5%外用薬はプラセボに比べて平均18.6本の有意な毛髪増加効果を示しました。

これらの治療薬は、日本皮膚科学会のAGA治療ガイドラインで最も有効性の高い治療法として推奨度Aに位置付けられています。

医師の診察のもと、適切に使用すれば、多くの症例で改善が期待できるでしょう。

治療を継続することで、つむじはげの進行を十分に抑えられます。

タンパク質・ビタミン・ミネラルを含む食事で髪を育てる

髪の元となるケラチンというタンパク質を作るには、タンパク質と亜鉛が必要です。

魚ではサンマや鮭がおすすめで、牡蠣やレバーに多く含まれています。

頭皮のサビとなる活性酸素の発生を抑えるビタミンB群・Eはかぼちゃやさつまいもに多く含まれています。

髪を作る毛包細胞は代謝の回転が早いため、日々の栄養補給が欠かせません。

1日3食バランス良く、特定の栄養素だけに偏らないようにしましょう。

サプリメントも補助的に利用できますが、基本は食事で摂るのが賢明です。

質の高い睡眠で成長ホルモンの分泌を促す

夜の睡眠中に分泌される成長ホルモンが髪の成長と関係していると考えられています。

十分な睡眠時間を確保して、規則正しい睡眠リズムを維持することが勧められています。

就寝前のスマホの使用を控える、寝室は暗く静かにするなど睡眠の質を上げる工夫をしましょう。

健康維持という観点からも、質の高い睡眠は重要と言えます。

睡眠と頭頂部薄毛改善の関係については、今後の研究が期待されています。

ベリーショートやパーマなどの髪型でつむじはげを目立たなくする

つむじはげを見た目で目立たなくする髪型の工夫の一つとして、ベリーショートがあります。

全体的に髪を短くすることで、つむじの薄い部分との長さの差が分からなくなる効果が期待できます。

短くする部分をではなくヘアスタイルの動きを出したい部分を長くするソフトモヒカンやツーブロックなどの髪型も良いでしょう。

パーマで髪にボリュームを出し、頭頂部の薄さをカバーすることもできます。

美容師に相談して、ご自身の顔の形や髪質に合った髪型を見つけてくださいね。

帽子やウィッグでつむじはげを隠す

帽子やウィッグは、つむじはげを簡単に隠せる手軽な方法です。

帽子は外出時の紫外線対策にもなり、頭皮を守る役割もあります。

近年のウィッグは技術の進歩により自然な仕上がりが可能で、部分ウィッグなら気になる部分だけをカバーできるでしょう。

増毛パウダーやスプレーなども一時的な対策として利用できます。

根本的な解決にはなりませんが、精神的なストレスを軽減し、治療と並行して使用すれば生活の質が向上します。

頭皮マッサージで血行を促進し毛根に栄養を届ける

頭皮マッサージは血行を改善し、発毛を促す効果が期待できます。

正しい頭皮マッサージを24週間続けた結果、髪の太さが0.085mmから0.092mmに太くなったという研究例があります。

なお、68.9%の参加者は抜け毛の安定化又は再生を実感していると回答し、1日あたりのマッサージ時間、マッサージ継続月数、マッサージの総努力量の全てが、本人の実感した髪の変化と正の相関を示しています。

頭皮の血流を良くするには簡単に出来るツボ押しがおすすめで、その代表的なものは頭のてっぺんの百会(ひゃくえ)というツボです。

1日5〜10分程度、指の腹で優しく押すようにマッサージしてみてください。

適度な運動とストレス管理で全身の血流を改善する

適度な運動は全身の血流を改善し、頭皮への栄養補給を促進すると考えられます。

週3〜4回、30分程度の有酸素運動を行い、心肺機能を高めて血行を良くしましょう。

ウォーキングやジョギング、水泳などが効果的です。

運動はストレス解消にもなり、ホルモンバランスの安定化にも関係すると言われています。

深呼吸や瞑想、ヨガなどでもストレスを軽減できます。

ただし、運動と頭頂部薄毛改善の関係については、今はっきりと解明されているわけではなく、今後の研究が期待されています。

洗浄力が適度で頭皮への負担が少ないシャンプーを使用する

頭皮に優しいシャンプーの選択は、健康な頭皮環境の維持に重要と考えられます。

アミノ酸系の洗浄成分を含むシャンプーは、必要な皮脂を残しながら汚れを除去する可能性があります。

硫酸系の強い洗浄成分は避け、自分の頭皮タイプに合った製品を選ぶことが推奨されます。

洗髪時は爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように洗います。

すすぎを十分に行い、シャンプー成分が頭皮に残らないよう注意することが大切でしょう。

シャンプーと薄毛の直接的な関係については、今後の研究が期待されています。

つむじはげに関するよくある質問

つむじはげに関する疑問や不安は多くの人が抱えており、正確な情報を得ることが適切な対策の第一歩となります。

医学的な観点から、つむじはげは適切な治療により改善可能な疾患であることが多数の臨床研究で証明されています。

年齢に関係なく発症する可能性があり、特に遺伝的素因を持つ場合は若年でも注意が必要です。

初期症状を正しく認識することで、早期治療の機会を逃さずに済みます。

以下では、多くの人が抱く代表的な質問に対して、医学的根拠に基づいた回答を提供します。

これらの情報を参考に、自身の状況を正しく把握し、必要に応じて専門医への相談を検討することをおすすめします。

つむじはげは治せますか?

つむじはげは適切な治療により改善が可能です。

フィナステリド内服開始後3〜6ヶ月で効果が現れ、1年後には約60%で薄毛が改善し、5年間内服を続けた90%の患者で進行抑制効果が認められています。

ミノキシジル外用薬との併用により、さらに高い改善効果が期待できるでしょう。

早期に治療を開始することで、より良い結果が得られます。

医師の診断を受け、個人に合った治療計画を立てることが重要です。

生活習慣の改善と併せて総合的なアプローチを行うことで、多くの場合で改善が見込めます。

つむじはげに高校生でもなりますか?

高校生でもつむじはげ(若年性AGA)になる可能性があります。

思春期のAGA患者43例の研究では、平均発症年齢が16.8歳で、72.1%に家族歴が認められました。

18〜30歳の学生における早期発症AGAの有病率は19.2%という報告もあります。

若年者のAGAは成人と比較して症状が軽度な傾向がありますが、進行性の疾患であることに変わりはありません。

家族に薄毛の人がいる場合は特に注意が必要でしょう。

早期の対策により進行を抑制できる可能性が高いため、気になる場合は専門医への相談をおすすめします。

つむじはげの初期症状は?

つむじはげの初期症状は、頭頂部の毛髪が軟毛化し細く短くなることから始まります。

男性型脱毛症の診断では、額の生え際の後退と前頭部・頭頂部の毛髪が細く短くなっていることを確認します。

髪のハリやコシが失われ、スタイリングがしにくくなることも特徴的です。

抜け毛の中に細く短い毛が増え、頭頂部の髪のボリュームが減少し始めます。

光の加減によってつむじ周辺の地肌が透けて見えるようになったら、初期段階の可能性が高いでしょう。

この時期に適切な対策を始めることで、進行を効果的に抑制できます。

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